第1回目の授業が行われたのは、北海道北部・稚内の西に位置する利尻島。
豊かな大自然と新鮮な海産物に恵まれた、人気の観光地でもあります。
会場は、利尻町定住移住支援センターツギノバ。
カフェやコワーキングスペースが併設されていて、島の内外から集まる人々の交流の場となっています。
本日の授業テーマは、全部で3つ。
1つ目のテーマは、食育。
雪印メグミルクの小池先生が、健康な身体と食の関係について、さまざまなお話をしてくれました。
骨の成長に大切なカルシウムのことを、クイズを交えながら楽しく学んでいきます。
壁に貼られた牛のフラッグは、実物大のサイズで迫力満点!
最後はみんなでいっしょに、栄養たっぷりの牛乳をおいしくいただきました。
2つ目のテーマは、ICT。
ICTとは、「Information and Communication Technology」の略で、通信を使って人と人がつながる技術のこと。
シーラクンスのみっきー先生が、未来をつくる最先端の技術について、実際の事例とともにわかりやすく解説してくれました。
3DプリンターやAIなどの技術が当たり前に使われるようになると、世の中は大きく変わっていきます。
暮らしのスタイルも、今とは違ったものになるかもしれません。
みんなの想像力を刺激するような、ワクワクするお話が盛りだくさんでした。
最後の3つ目のテーマは、プログラミング。
誰でもカンタンにプログラミングができる「Scratch(スクラッチ)」というソフトを使って、
オリジナルのゲームをつくっていきます。
キャラクターとなる絵を自分で描いたら、しっかりと動くようにプログラムを作成。
先生たちからアドバイスをもらって、どんどんカタチにしていきます。
2時間ほどの作業を終えて、ついにゲームが完成!みんなで作品を見せ合うミニ発表会のはじまりです。
キャラクターを増やす人。
音楽を付け足す人。
制限時間を変える人。
一人一人の個性あふれるアイデアが詰まった、とっておきの作品ができあがりました!
このゲームづくりの続きは、それぞれのお家で。プログラムを保存しておくために、
みんなで「Scratch」のアカウントを開設しました。
これからどんな新作が生まれるのか楽しみですね。
本日の授業は、以上で終了です。
サツドラの満留さんから、終わりのご挨拶。皆さん、本当におつかれさまでした。
受講を終えた子どもたちからは、
「とても楽しかったから、また勉強してみたい!」
「今日学んだことを、もっと知ってみたい!」といった声が聞かれました。
普段学校では学べないようなあたらしい知識や技術にたくさん触れることができた、思い出に残る1日となりました。
授業で学ぶ内容については、次回以降のレポートでさらに詳しくご紹介をしていきます!
それでは、次のまちでお会いしましょう!